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視聴日 2009年1月25日


まさか…
この作品をスクリーンで見る日が来ようとは夢にも思いませんでしたよ!
全く“鈴井監督作品特集”様々ですね(笑)


『水曜どうでしょう?』等で、北海道を中心に熱烈な支持層を持つ“ミスター・どうでしょう”こと鈴井貴之氏の監督作品です。

鈴井作品の中では、最も一般向け…かつ完成度の高い作品だと思いますね。


物語は…
北海道の片隅にあるコンビニ(ローソンです…)で展開される店長の家庭問題を扱った、小さなホームドラマが軸に据えられています。

加えて…
店に関わる“風変わりなバイト達”や“曲者の常連客達”とのやりとりが結構面白く描かれており、その様子から、地方において(北海道だけかもしれませんが…)コンビニが、砂漠におけるオアシスの如くに機能している事が伝わってきます。

ただ…
これが、監督が夢想するフィクションの“理想郷”なのか、地方における現実の姿なのかは、この作品を見ただけでは一寸判断がつきませんでしたがね…。


内容的に…
劇的な大事件が起こったりはしないのですが(なにせ、最大の山場が“停電中の蛍光灯交換”ですからね…)、意外にも最後まで感情移入して見れたのは、地味な役にこそ真価を発揮する俳優、小日向文世さんが主演であった事が大きかったと思います。

小日向さんが演じる、冴えないコンビニ店長は、娘とコミュニケーションが全く取れない状況に悩み…職場での店長としての在り方に悩み…その末に様々な決意を見せるのですが…
そのひとつひとつが、何ともショボいんですね(笑)

しかし…
その英雄的ではない(むしろ庶民的な…)、彼の小さなショボい決断が、逆に彼の人間臭さを感じさせてくれて、結構私は好きでした。


主演以外の脇役にも見所が多く、大泉洋を筆頭にした“オフィス・キュー”所属の北海道タレント達も数多く出演しており、北海道ローカル好きには堪らないボーナストラックになっています。

個人的には…
謎めいたアルバイト店員を演じた西島秀俊と店長の友人を演じた村上ショージの演技が非常に気に入りましたね。


一般向けなので、気楽に見に行ける作品だと思います。
個人的にはオススメですね。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆☆
ローカル色☆☆☆☆☆
鈴井監督配下(笑)の“オフィス・キュー”タレント達は、大泉洋以外チョイ役だったけど、なかなか“おいしい役”をもらっていた…中でも“平成の怪物”こと安田顕さんは、短い登場シーンで、その怪物ぶりを遺憾無く発揮していた…流石はヤスケン…度☆☆☆☆☆
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