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ミニシアター系からメジャー系まで、思いつくまま気の向くまま。
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視聴日 2009年11月21日


結局…
やっぱり見てきちゃいましたよ(笑)
一寸、今後悔しています…。

別に…
内容が面白く無かった訳じゃありませんが、
『ゼロの焦点』
と比べるとねえ…。

性質が違いすぎる作品ですから、重厚な名作の余韻が薄まっちゃった感があります。
順番を逆に見れば良かったのかもしれませんね。


この作品は…
『サマータイムマシン・ブルース』
と同じく、
“ヨーロッパ企画”という京都を中心に活動する劇団のコメディタッチの舞台劇を…
『踊る大捜査線』の本広克行監督が…
映画化したものです(途中まで全く気付かなかった…)。

舞台時のタイトルは、
『冬のユリゲラー』
で、
『サマータイムマシン・ブルース』
といい、この作品といい“ヨーロッパ企画”の人々はこんな駄洒落が好きみたいですね。
この辺のセンスは、私も大好きです(笑)

前作に引き続いて…
舞台っぽい“小ネタ”や“掛け合い”などが、多々盛り込まれており大変面白かったのですが…

『サマータイムマシン・ブルース』
に比べると、
妙にくどかったり、
冗長だったりして、
テンポが悪かったように感じました。

要するに…
キレが悪かったですね。


物語は…
クリスマスの夜に…
みみっちいけど(一部スゲエのもアリ…)本物の超能力者達が集まって、超能力パーティー(何だよそれは…)を開催している所に…
本物の超能力者を探す、サイキックおたくのダメ女AD(長澤まさみです…)が乱入してしまったから、さあ大変(笑)

平穏な…
日常生活を送る為、自分達の能力を隠す(この点に関して、彼等はストイックなまでに頑なです…)サイキック戦士?達は、次々と襲来する正体判明のピンチを各々超能力を駆使してくぐりぬけて行きます。

この展開は…
前作に近い(使い方次第の本物のタイムマシンを壮絶に下らない事に使う≒使い方次第の本物の超能力を壮絶に下らない事に使う…)ノリでしたね。


俳優陣は…
基本的に小劇団の役者さんを数多く使っている為、少々地味です(まあ、それも監督の意図する所でしょうが…)。

それに引きずられて…
と言う訳では無いでしょうが、主演の長澤まさみちゃんの
演技や…
キャラクターや…
キラキラとした輝きが…
万事控えめだったように感じました。

別に…
彼女が可愛く無くなった訳じゃないのですが、若かりし頃の(今も充分若いですけど…)あの煌めくような輝きが消えいるのは見ていてよくわかり、少し寂しく思いましたね。

全く…
時の流れとはむごいものです。


この作品は…
ソコソコ面白いけど、端々に微妙な点がありました。

ちんまりと…
纏まった舞台劇のノリが苦手な人には向かない作品だと思いますね。



評価(☆5MAX)
ストーリー  ☆☆☆
力の無駄遣い度☆☆☆☆☆
この作品では、超能力仲間で“透視”が一番軽んじられていたけど、透視が一番使い勝手が良さそうだよなぁ…いや、決してエロい意味じゃ無くてさ…度☆☆☆☆☆
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COMMENT :
無題
長澤まさみは、「ロボコン」が一等カワイイですから(たぶんデビュー作?)。

透視はね、エロい意味で良さげですが、実際は、透視できたとしても、それをゴニョするには無理があるんですよね。何せ「目の前」なわけですから。
というわけで、生まれ変わるなら、千里眼+透視の能力を持つ異能ソルジャーが良いので、よろしくお願いします。(誰に?
サム 2010/06/30(Wed)12:47:51 編集
COMMENT :
確かに…
『ロボコン』
あの時の彼女はとても愛らしかったですね(笑)

しかし…
キラキラとした輝き…という点に限定した場合は、
『世界の中心で愛をさけぶ』
の方が上手に感じます。

双方とも…
彼女の若さが持つ輝きが最も強い時期の作品ですね。

デスタイガー 2010/06/30(Wed)22:12:27 編集
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