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ミニシアター系からメジャー系まで、思いつくまま気の向くまま。
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視聴日 2008年12月14日


古田新太の怪演が光る一本です。
それ以上でも、それ以下の作品でもありません。

ただ…
この映画が古田新太の初主演作品だというのは、一寸意外な気がしましたね。
もっとメイン張っている作品があったような気がしたんですけどねぇ…。


物語は…
ストレスに満ちた日常生活に押し潰されそうな“悲しき中間管理職”小森課長が、とあるきっかけから、彼特有の偏った倫理観をもって“社会の為にならない”と彼が判断した人間達に天誅(概ね殺害という形をとります…)を加える活動を開始する…というブラックな発端から始まります。

小森課長はその活動に打ち込む事により、様々なストレスから解放され、活き活きとした自分を取り戻してゆくのですが…その慈善事業(笑)が、数人の賛同者を得て“小森生活向上クラブ”なるサークルに発展したあたりから雲行きが怪しくなってゆきます。

やがて…
サークルの会員は徐々にその数を増してゆき、事業はどんどん拡大の一途をたどって、遂には小森課長の手の届かない所にまでのぼってしまいます。

怪物化した組織は、巨大な歯車のように小森課長の日常を巻き込みながら暴走してゆき、常人では一寸思い付かないような方向(因みに誉めていません…)に向かって突進、大激突!の末、ようやく物語は終結します…。


この作品は…
全編一貫して、一寸歪んだブラックコメディといった雰囲気を持ちますが、テイストは非常に微妙で、不可思議なオチが特徴的です。

鑑賞中に…
想定していた“幾つかの結末”よりも、かなりシンプルなラストだったので、拍子抜けした…というか、アッと驚かされた…というか…。
まあ、上手く説明しにくいですね(笑)

ただひとつ言えるのは、
『私はあのオチをあんまり好きになれない…。』
という事だけですね。


コメディと書きましたが、あくまでもブラックだし、シュールな部分も少なくありませんから、そういうのが嫌いな人は、見に行かない方が良いかもしれません。

私は、一寸微妙だったかなあ(笑)


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
歪み度  ☆☆☆☆☆
最近、栗山千明の出演作をよく見るのだけど、彼女も私が好きな“長髪スレンダー”のはずなのに、どうもグッと来なくて不思議だ…しかし、そんな事より今日、私の前の列で映画を見てた別嬪さんの足が細いこと細いこと…まるでカマキリかバッタみたいやったぞ!でもそんな鶏ガラみたいな彼女に私は、グッときた…度☆☆☆☆☆
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