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ミニシアター系からメジャー系まで、思いつくまま気の向くまま。
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視聴日 2009年6月14日


なんだろう…
麻生久美子の浄化能力(軽く見積もって、コスモクリーナーの10000倍…)をもってしても、この作品を見るのは、私にとって一寸苦痛でしたね。

久々に…
全く噛み合わない映画に出会いましたよ。
相性が悪かったと言う他は無いです。


物語は…
恋人に先立たれ、青森の片田舎に赴任してきた美人保母さん(これが麻生久美子さんですね…)をヒロインに進みます。

彼女に…
アホみたいにテンションの高い、エネルギッシュで天然の入ったストーカー的青年(松山ケンイチ君が熱演、どうも好意的な形容が出来なくてごめんなさいね…)が一目惚れしてしまいましたから、さあ大変!

青年は…
強い熱意で、彼女に対して逆効果とも思える猛烈なアプローチを繰り返しますが、あまり上手くいきません(当たり前です…)。

自分が…
彼女に受け入れられない原因は、己の過剰過ぎるエネルギーとテンションにある事を看破した(と、いうか偶然気付くんですけどね…)青年は、そのエネルギーを抑制する為に、信じがたい奇策を発動させます。

青年の驚くべき策は…
意外にも図に当たり、2人の仲は進展するのですが、その後意外な展開に…と、言うのがこの作品の大まかな流れであります。


個人的に…
青年のテンションの高さが、生理的に受け付けなかった事と…
次々と起こる事件が、何だか突拍子も無い所に…
正直、ついていけませんでした(笑)

そのような…
不可解な断片の中から、寓意を読み解いてゆくのが、映画の楽しみ方だ…と言われれば、そうなのかもしれませんが、少なくとも今日の私はそんな気分じゃなかったみたいです。


故に…
私にとっては本当に手の合わない作品でした。


評価(☆5MAX)
ストーリー ☆☆
つかめない度☆☆☆☆☆
この作品、上にも書いたけど徹底的に私に合わなかった…それは物語全般を通して一貫しているのですが、特に後半はシュール過ぎる…ラストシーンの麻生久美子の表情とエンディングの入り方は、最早ホラーの領域で背筋が寒くなった…度☆☆☆☆☆
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視聴日 2009年6月14日


三沢の訃報を聞いた日に見たから…と、いう訳じゃないんですけど、この作品は私の心に強く響きました。

基本的に…
私は、プロレスラーのメンタリティと言うモノに対して非常に強い憧れがありますので、プロレスがらみの映画(『お父さんのバックドロップ』とか…『ガチボーイ』とか…)は、時間が許す限り見に行くのですが…この作品は、その中でも大当たりでしたね!


物語は…
アメリカのショープロレスの世界で20年以上のキャリアを持つ、“ロートルレスラー”ランディの冴えない晩年にスポットをあてて進行します。

身体中ボロボロで…
人生を器用に渡れない(そして、その半ば以上が自業自得である…)“ポンコツレスラー”の無様な生き様をミッキー・ロークが痛いぐらいの悲しさをもって好演しているのが、最大の見所でしたね。

栄光と挫折に彩られたランディの人生は、そのまま演者であるミッキー・ロークの人生を彷彿とさせます。それ故でしょうか?
彼の演技には、真に迫るものがありました。

少なくとも…
冴えない三十路を半ば以上過ぎた男の魂は、激しく震えましたね(笑)


確かに…
話の展開は地味だし…
決して明い物語ではないし…
幸せ一杯のラストシーンが待っている訳でもありませんが…

それでも、ランディが数多の選択肢の中から選んだ(あるいは、選ばざるを得なかった…かな?)、彼自身の居場所というものは、泣きたくなるぐらいプロレスラーらしい場所だったと思います。

そんな意味でも…
本編中、最後の試合でのランディのマイクパフォーマンスは秀逸で、哀しさの中に覚悟を決めた漢の爽やかさがあって私は大好きでした。


“格闘家”は…
強さを追求するのが本分故に、“孤高”である事が許されます…。

しかし…
“プロレスラー“は、観客を楽しませるのが本分であるが故に、それ単体では存在出来ない訳ですね。

その点では…
“プロレスラー”は“役者”と似通った存在であり、ミッキー・ロークは、ランディを演じる上で彼にかなりのシンパシーを感じていたのではないでしょうか?
それが、ランディの迫力に繋がったのだと、個人的には思いましたね…。


私的には…
オススメなんですが、アメリカのショープロレスを好まない人にとっては、辛い作品なのかもしれません…。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆☆
漢の哀愁度☆☆☆☆☆
この作品の全体を貫く、うらぶれた雰囲気もまた堪らない…主人公はロートル・プロレスラー…ヒロインはシングルマザーのストリッパー…って、どんだけ玄人受けしそうな世界観なんだよ…度☆☆☆☆☆
視聴日 2009年6月6日


『この娘、ムチャクチャ凄ぇ!』
…この心からの賛辞こそが、本編鑑賞後の私が叫んだ唯一にして最大の感想でした。

いやー…
2時間弱、アクション映画を見ていて、全く飽きがこなかったのは初めての経験かもしれません。

やっぱり…
可愛い少女が戦う姿には、無条件で価値がありますね(笑)
その上、その少女が滅茶苦茶強いだなんていうのは、もう反則ですよ!

わざわざ…
普段行かないような、一寸遠い映画館まで、足を運んだ甲斐がありましたね。

そんな訳で…
本日は、キュートな上にめっちゃスゲえ!
ジージャーちゃんに首ったけの報告をしたいと思います(笑)


まあ…
監督が、あの『マッハ!!!!!!!!』の人ですから、正直な所、あんまり期待していませんでした…。

主演が女の子でも、どうせ汗臭い路線なんやろうなあ…ってね(笑)
半ば、諦めモードで見ていた訳ですよ…。

そしたら、まあ…
ジージャーちゃんの可愛い事!可愛い事!!
その上…
ジージャーちゃんのよく動く事!よく動く事!!

彼女の…
“しなやかにして強靭なアクション”に一瞬でココロを鷲掴みにされ、そのままラストシーンまで投げ飛ばされた…正にそんな感じでしたね…。


物語は…
元アジアンマフィア?の構成員で、今は不治の病に犯されている…という複雑な経歴の母を持つ少女“ゼン”が、薬代を得る為に、黒社会時代の母に借金がある強面どもの所に取り立てにおもむく…という流れになっています。

本来なら…
いたいけな少女である“ゼン”が屈強な男達に対して、成す術のあろうはずが無いのですが、彼女は知的障害というハンディを持つ一方で、その可愛らしい瞳で見た全ての動きを記憶し、完全にコピーできるという稀有な才能を有する…と言う設定になっています。

しかも…
“ゼン”が普段、一心不乱に見ているビデオが全て格闘技系のアクションばかりという周到さ(この辺りに、少し御都合主義的な臭いを感じぬではありませんが…)です。

つまり…
可愛い“ゼン”は、さしたる苦労も無く自然に、ブルース・リーやジャッキー・チェン等の格闘術をマスターしているという事になりますね。

この異能をもって…
華奢で可憐な少女“ゼン”が、むくつけき男どもをバッタバッタとなぎ倒してゆく痛快さが、この作品のキモの部分だと思います。

あと…
阿部寛が“ゼン”の父親の日本人ヤクザ役で登場するのが、阿部ちゃんファンとしては堪らない所です(笑)


全編を通して…
見るべき内容は、やはりアクションなんですが、これがなかなかに素晴らしい。

彼等の…
動きのレベルが高いのは当然なんですが、戦闘シーン毎に、彼等が戦うステージと彼等の戦闘スタイルがどんどん変化してゆくので、見ていて飽きるヒマがありません。

非常に…
絶妙のタイミングでカンフル剤が注入されていると感じました。
飽きっぽい私にとっては、大変ありがたい配慮でしたね(笑)


ストーリーは暗いし、決して手放しでハッピーなお話でもありませんが、お金を出してスクリーンで見に行く価値のある作品(アクション)だったと思います。

こんな作品を見せつけられると、日本のアクション映画の先行きに不安を感じてしまいますね。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
アクション☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アジアのアクション映画名物!エンドロールのNG特集も、御約束通りにありましたが…それはまるで、名誉の負傷コンテスト(笑)アイシング&圧迫止血のオンパレード!勿論、ジャージャーだって怪我しちゃう…いたいけな女の子にそこまでやられたら、そりゃ私も評価せざるを得ませんな…度☆☆☆☆☆
視聴日 2009年5月23日


この作品は…
所謂ひとつの麻生久美子祭でしたね(笑)

こう書き出すと…
各方面から、
『またか!』とか…
『御前、いい加減にしろ!』とか…
言う声が聞こえてきそうですが、この作品を簡潔に説明するにあたって、私はこれ以上、適切な語彙を持っていませんので悪しからず(笑)

本当に…
そういう内容だったから仕方ないじゃないですか!

私だって…
2本連続で、麻生久美子さんを褒め倒すのは、少々照れ臭いんですからね…。


物語は…
色々な意味で“崖っぷち”にいる30女“沈丁花ハナメ”嬢が…
怪しげな骨董品屋を筆頭とする不思議な人々との出会いを重ねるうちに、人生の方向性らしきモノを見いだしてゆく…と言う内容になっています。

まあ…
簡単に言うと、“ダメ女性が、自分探しに大成功!”というお話なんですが…
作品全体が、三木聡監督作品特有の“ゆるさ”と“風変わりさ”で、まとめられており、彼のそういうテイストが好きな人には、堪らない味付けに仕上がっています。

もっとも…
私にとって、そんな些末な事はどうでも良く(笑)、
むしろ、様々なファッションの麻生久美子さんに会えるという…“久美子ちゃんコスプレ七変化ショー”として、非常に価値のある一本でありましたね(それだけだと言う話もありますけど…)。

おかげで…
最後まで、非常に胸を“キュン〓キュン〓”させながら、楽しく鑑賞できました。

正に…
“眼福”でしたね(笑)


ただ…
個人的な見解ではありますが、麻生久美子さんに声を張ったエキセントリックな役柄をやらせるのは、如何なものでしょう?

これは…
巧拙の問題ではなくて、彼女の声質の問題だと思います。

私は…
麻生久美子さんが、好きで好きで仕方が無い“ろくでなし”ではありますが…
そんな私でも、一寸残念に思うぐらい、彼女の張った声は、魅力に欠けました。


加えて…
三木聰監督の作品は、映画と言うより、区切りの無い“数珠繋ぎ小ネタ集”といった一面を持ちますが、そのバランスが成功しているもの(『亀は意外と速く泳ぐ』や『転々』)は、大変面白く…
“小ネタ”に偏りすぎているもの(『ダメジン』や『図鑑に載っていない虫』)は、やや微妙な出来になっています。

本作は…
若干、そのバランスが悪い事に加えて、麻生久美子さんに、無理矢理“はっちゃけ”をやらせてしまった事で、作品全体に歪みが生じてしまったように感じました。

そういう意味では…
少し、微妙な作品なのかもしれません。


私は…
この映画の“麻生久美子的要素”だけで、充分満足でしたけどね(笑)


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
麻生久美子☆☆☆☆☆
最近、麻生久美子さんが主演クラスの作品が目白押し!その度に新しい麻生久美子さんが見れて大変嬉しい…とりあえず本作は、黒服の麻生久美子に5000万モエーだ…度☆☆☆☆☆
視聴日 2009年5月16日


映画館の前まで行って…
満席の札に驚いて…
シネマのビルから出たけれど…

やっぱり貴女に会いたくて…
立ち見でいいから会いたくて…
引き返して見てきました…。

無論…
私が、これ程の情熱を燃やして会いに行く(スクリーン越しですけどね…)女性は、“麻生久美子”嬢以外にいるはずも無く…
苦手な“恋愛映画”でしたが、頑張って見てきました(笑)


物語は…
同じアパートの隣り合わせの部屋に住みながら…
一度も顔をあわせたことが無く…
それでいて、お互いがたてる日々の生活音が、お互いの心の安らぎになっている…と言う不思議な“おとなりさん”達の生活を中心に展開します(この辺の設定は、一寸ふにおちないものを感じますが、受け入れない事には先へ進めません…)。

基本的には…
彼等の進展するんだか、しないんだか、よくわからない、焦れったくも微妙な距離感を持つ、ラブストーリー?を軸に…
彼等それぞれの生活を“揺らす”小さな事件が乱入する…という流れになっています。

主人公の2人が…
一切の視覚的要素を抜きにして、“生活の音”という聴覚的要素でのみ繋がっている…と言うのがキモと言えばキモですね(その割にメインキャストが美男美女であるのが、御約束とは言え納得いきません…だからと言って、地味な2人が主役では、絵になりませんけども…)。


私と言う男は…
麻生久美子さんの可愛さが見られたら、それだけで大満足の人間でありますので、鑑賞中は、もう“うっとり〓”でした(笑)

ですから…
『麻生久美子さん以外の登場人物が全員めんどくさい!』(特に“谷村美月”がウザったかったです…)とか…
『ストーリー展開が、やたらとこじれて引っ張りすぎ!』であるとか…
『みんなが知らない間に“良い人”になってしまう結末!』とかいう恋愛映画の苦手な部分(私としては“鬱陶しい”部分…)はオールスルーする事が出来ました。

まあ…
麻生久美子さんの素敵さは(特に朝の支度で、慌てて髪を手櫛で整える彼女がイイ〓)、七難隠すと言う事ですかね?


私にとって、これはそんな作品です…。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
麻生久美子☆☆☆☆☆
私としては物語の結末に、少々不満を感じたが、アパートの中の日だまりで、ゴロゴロする“可愛い麻生久美子”の姿を見られただけで、その結末の不手際を許そうと思う…度☆☆☆☆☆
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