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ミニシアター系からメジャー系まで、思いつくまま気の向くまま。
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視聴日 2009年11月14日


良くできた…
コントを見ているような作品でした。

あるいは…
コテコテの舞台劇を見ているような…と言うべきでしょうかね?

この映画は…
“ドカン!”という大きな笑いこそ無いものの、
“ヒクヒク”とした痙攣的な笑いが絶えない、
私好みの一本でした。


物語は…
夏のバイト(海の家です…)で知り合ったマドンナを巡って…
7人の馬鹿共が“クリスマス・イブ”の海の家に集い…
世にもトンマなやりとりを繰り広げる…
と言うだけのお話です。

しかし…
集結した馬鹿共の種類が、非常にバラエティーに富んでいる為、見ていてナカナカ飽きがきません。

勘違いストーカー男…
天然ボケ君…
熱烈な不倫願望者…
サメマニア…
只の馬鹿…
アラフォー親爺…
もう、馬鹿選り取りみどりな訳で、彼等が“がっぷり四つ”に組んで行う愚かなやり取り(笑)は、なかなか圧巻です。

個人的には…
“平成の怪物”こと安田顕さん演じる…
肝心のマドンナと一度も会った事が無いクセに、そのマドンナに対する告白権の争奪戦に突如参戦した…
切れ者だけど、かなりミーハーな弁護士(当然の事ながら、この人もかなりの馬鹿です…)が非常にカッコ良くて好きでしたね。

彼の動き…
というか、セリフ回しが、リアル“逆転裁判”みたいで素敵でした。


欠点は…
小ネタが途切れなく、いつまでも続くので、ひとつのネタに拘泥していると、次のネタを見失ってしまう場合がある事と…

勢いに任せて…
ストーリーが進むため、各登場人物のキャラクター設定に現実味が欠ける事ですかね?

でも…
別にそういうモノだと思って見る限りは、特に問題は無いと思います。


真剣に見ずに…
軽い気持ちで見るが吉の作品ですね。



評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
コント度 ☆☆☆☆☆
鑑賞前にポスターを見て、一番期待していたサメマニアがイマイチだったのは、非常に残念!もっとマニアックにセリフの端々にサメの豆知識を入れたり、全ての例えをサメがらみにしてくれると思ってたのに…正直、ガッカリだよ!…度☆☆☆☆☆
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視聴日 2009年11月11日


この映画は…
良くも悪くも、裏切りとドンデン返しに満ちた作品なので、
何を喋っても、ネタバレにつながりそうな所が、一寸怖いですね(笑)

最初…
あの狭いエレベーターの中だけで物語が完結するものだと勘違いしていましたので、
『いくら何でも最後まで場が持たんやろう。』
と訝しく思っていたのですが…
ちゃんとエレベーターの外の場面もありましたから、正直ホッとしました。


物語は…
故障したエレベーターに閉じ込められたワケアリの4人が繰り広げるドタバタコメディ…
という、特に新鮮味も無い導入で始まります。

ところが…
そんな設定の出だしにも関わらず、
数々の思わぬ展開…

うまい具合にばらまかれた伏線…
等が利いていて、最後まで面白く鑑賞する事ができました。

閉じ込められた…
4人のうちの一人が、可愛いゴスロリちゃんであった事…

敵役が、私にとって非常に魅力的なキャラであった事…
も、それに拍車をかけてくれましたね。


最初と…
終わりで、作品のトーンが随分と変わってしまう点…

あまり、後味が良くない点…
から、人を選ぶ映画だと思いますが、性に合えば悪くない作品だと思います。

と、言う事は、私には合った訳ですかね?



評価(☆5MAX)
ストーリー ☆☆☆
細かい伏線度☆☆☆☆☆
昔、主演映画で見た時“芦名星”って綺麗だな…と思ったのに、今回はイマイチだった…女は化粧と髪型で変わると言うけれど、一寸がっかりした…度☆☆☆☆☆
視聴日 2009年11月3日


個人的には…
程好く、情けない所が好きでしたね(笑)

今日は…
手抜かりと穴だらけの計画なのに、どういう訳か稀代の結婚詐欺師と呼ばれる“ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐”の物語を見てきました。


この…
破格の詐欺師の事は、大昔ビートたけしの番組(番組名はうろ覚え…)で知ったのですが…
彼の詐称した経歴が、余りにも馬鹿馬鹿しくって(映画では、父はカメハメハ大王の末裔…母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ…職業は米国の空軍特殊部隊のエースパイロットとなっています…)、ずっと心の中に残っていました。

和風だしで…
煮しめたような、冴えない日本人顔のオッサンの…
こんな、あからさまに怪しい虚言に…
よくも騙される人がいたなぁ…ってなもんですよ(笑)


また…
『カタクリ家の幸福』という映画に、このクヒオ大佐をモデルにしたとおぼしきキャラクターが登場し、
忌野清志郎さんが好演していたのが印象的だったので、
この不思議な詐欺師の事は、更に強く私の心に刻まれていたんですね。

そんな訳で…
かの“クヒオ”が主題である本作品は、公開前から私の鑑賞意欲を大いに刺激し、是非とも見に行きたいと熱望していたのですが、なかなか果たせず…この度ようやく念願が叶いました。


さて…
肝心の感想ですが…
堺雅人さんの“付け鼻”と“カタコト日本語”に、まんまとしてやられた感があります(笑)

だって…
堺さんが大真面目な顔で…
付け鼻付けて…
『アナタ二、アイニキマシタ!』
っとか言って女を口説くんですよ。
一寸、反則ですよね(笑)

勿論…
そういう、ツカミの部分だけでは無く、クヒオという怪人物の持つ、
何をやっても決まらない不思議なオカシミとか…
時折見せる哀愁だとか…
を堺さんは、よく演じていたと思います。

特に…
クヒオの
トホホな状況と…
虚を衝かれた時の…
表情は絶品で、思わず吹いてしまいました。


あと…
もう一点、褒めるとするならば、
クヒオに騙される女性が、皆さんお綺麗(或は、私の好み…と言うべきですかね…)だったと言う事です。

『容疑者Xの献身』に引き続き、しがない弁当屋のオーナーを演じる松雪さんは言うまでもありませんが…

明らかに…
“だめんず”好きの博物館学芸員役の満島ひかりさんなんかは、スレンダー好きの私にハートに“どストライク”の方でした。

彼女達が…
騙されそうになるたび、
『よせっ、クヒオっ!』
と叫びたくなりましたよ(笑)


この作品は…
“クヒオ大佐”という特異なキャラクターがあって、初めて成立するお話ですが、
本当に、この経歴で結婚詐欺をはたらいていた人が、現実にいた…と言うのですから、正に“事実は小説より奇なり”ですな。


正直に言うと…
色々と気にくわない所もあるのですが、上記の点だけで、私はこの作品を支持します。

一寸したクセに御注意を…。



評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
嘘臭い度 ☆☆☆☆☆
クヒオ大佐は米国の軍人と言う設定で詐欺をしていたので、堺さんは様々なアメリカ軍の軍服を着ていた…しかし、私はヤンキーどもの軍服ってあんまり好きになれないんですよねぇ…やっぱり軍服は、ナチス・ドイツが世界一ィィィィ…度☆☆☆☆☆
視聴日 2009年10月10日


官能的…
と言えば聞こえがよいですが…この作品は、是枝監督の変態性が遺憾無く発揮された秀作です(笑)

それはもう…
小気味が良いほどに、自分の欲望を吐き出してはるなぁ…と感心しましたね。


しかし…
『リンダ・リンダ・リンダ』において、舌足らずな日本語でブルーハーツの歌を歌っていた、蛙顔の女子高生が…

『春の日のクマは好きですか』において、一寸痛いけど恋する可愛いい女の子を演じてた蛙顔の少女が…

『グエムル~漢江の怪物~』において、妹を助ける為に韓国有数の弓の腕で怪物と戦った凛々しい蛙顔の彼女が…

そして…
何より俺の…
俺の可愛い(笑)蛙顔のペ・ドゥナが…

こともあろうに、心を持ってしまった悲しきダッチワイフの役で、トップレス姿を惜しみ無く披露し…

かつ…
板尾創路や岩松了といった、ネチっこそうなオッサン達とベッドシーンを繰り広げるような猛者に成長していようとはっ!

正直…
複雑な心境でしたね…。


と、言う訳で…
作品全体を貫く、哀しさや儚い美しさ等、作品自体のテイストは悪く無いと思うのですが…
私は、ペ・ドゥナのあられもない痴態に目を奪われすぎて、一寸まともに評価しにくかったです。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
変態度  ☆☆☆☆☆
メイド服に、ドレスに、トップレス…まさにペ・ドゥナさんファッションショー!是枝監督は一体何を意図してこんな演出を…いや、それは大体判るんだけど…まあ、とりあえず、沢山のペ・ドゥナ達に多謝…度☆☆☆☆☆
視聴日 2009年9月27日


これだけ…
展開に無理がありすぎると、突っ込む気すら起こりませんね(笑)

たたみかけるような…
ジェットコースター的コントの連続に、
条件反射で笑ってしまうか…
あまりの過剰な演出に引いてしまうか…

その辺りが…
この作品のノリについていけるか?いけないか?の境目ではないかと思います。


岸谷五郎…
脚本・監督作品…と、いう事で、ソレほど期待していなかったのですが(何気に失礼ですね…)、上野樹里主演のコメディ映画という点に惹かれて見に行きました。

『亀は意外と速く泳ぐ』以来…
私の“コメディ作品における彼女の評価”は、比較的甘いし、矢鱈と高いんですな(笑)

今回も…
上野樹里に限って言えば、なかなか良かったですね(単なる好みの問題かな…)。


物語は…
何をやっても上手くいかないドジっ子で“どん尻ビリ子”の異名をとる“沼尻ひろ子”を主人公に進行します。

イケメン兄ちゃんとの…
結婚を翌日に控えた彼女は、ここでもドジっ子ぶりを遺憾無く発揮し、はずみで大家さんを殺害してしまう…という、信じがたいミステイクをおかしてしまいます(笑)

そんな状況下でも…
ひろ子の結婚に対する執念は、いささかも揺らぐ事は無く…
彼女はスーツケースの中に大家の死体を詰め、遺体隠蔽を試みます。

その途中…
男にいいだけ貢いだ挙げ句に捨てられ、自殺未遂を繰り返すが死ねない…と言う幸薄い女…小林福子(木村佳乃が怪演…)が合流して
『自分を殺してくれるなら、死体隠蔽を手伝う!』
…という、トンでもない提案をひろ子にもちかけて来ました。

かくして…
世にも奇妙なタッグコンビが成立し、女2人のドタバタ珍道中が始まった訳です。


勿論…
内容はドタバタなので、彼女達の旅は平穏には進みません。

次から次へと…
怪人物が登場して、物語をひっかきまわしては、去ってゆきます(笑)

この…
過剰なまでの演出というか…
サービス精神?というか…
が、この作品の特徴であり、欠点でもあると思いますね。

要するに…
全てが、一寸やり過ぎなのです。


そういう意味では…
決して、ほめられた作品では無く、演出過剰でバランスが悪い映画なのですが(笑)

劇場で…
一度限り…
という条件ならば、ソコソコ楽しめる作品だと思います。

一寸…
オチが後味悪いような気もしますが、問題点はそれだけでは無いので、その辺は些細な事なのでしょう。

無茶な…
お話や設定が嫌いな人は、初めから見に行かぬが吉…の作品だと思います。

正直…
微妙な映画ではありますね。



評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
ドタバタ度☆☆☆☆☆
今回、初っぱなで殺されてしまい全編を通じて死体(大家)役だったのが、何を隠そう寺脇さんだった…変態的な性格に設定されたり…ズラにされたり…やられたい放題…あんた!何でもポンポンOKし過ぎだよ!『相棒』ファンは泣いてるぞ…度☆☆☆☆☆
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