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視聴日 2004年5月9日


鑑賞後の感想。
『たったひとつの命をすてて、このザマかよキャシャーン!』というツッコミ(笑)

CMで見た、一寸暗めの画面に惹かれてこの作品を見に行ったのですが、物語の半ばぐらいで『早く終わらんかなあ…。』と退屈を感じましたね。

監督は、かなりのオタクだと聞いていたので、彼の“こだわり”にはある程度の期待がありました。
実際、未来都市などのビジュアル面は、結構面白かったと思います(私はどことなく“トニーたけざき的”だと感じました)。

問題はストーリーとアクションシーンです。
ストーリー展開は、ひたすら暗く、重く、まったくもってスカッとしません。全体を貫く反戦思想的なものも、それに拍車をかけています。
『反戦なら、いっそのことキャシャーンなんていうキャラクターを使わなければ良いのに…』としみじみ感じました。

更に私が期待していたアクションシーンはイマ3ぐらいで、数々の戦闘を見た後、私の頭に『キャシャーン弱し!』という印象だけが強く焼き付けられました。

確かにアニメ版キャシャーンは苦悩する戦士です。監督はその姿に惚れて彼をリメイクしたのでしょう。
しかしながら、ヒーローをカッコ良く見せられないヒーロー物など、私は失敗作だと思います。

難しい課題ではありますが、その双方を成立させてこそ作品は、はじめてヒーロー物たる資格を得られるのではないでしょうか?

そういった意味で本作は、メッセージの押しつけの多い、独りよがりの作品に感じられましたね。


評価(☆5MAX)

ストーリー☆☆☆
暗さ、重さ☆☆☆☆☆
キャシャーンのフェイスマスクの開閉がなかなか格好良く演出されていて、そこは◎度☆☆☆☆☆
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