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視聴日 2008年11月10日


見る前から…
私の中での期待度も高かったし、観賞した人達の評判も上々だったので、嫌な予感がしていたのですが…
案の定、私的にはイマイチな作品に仕上がっていましたね(笑)


“野郎どもの大好物『三國志』が、あのジョン・ウー監督の手で完全映像化!”
こんな嫌らしいぐらいにキャッチーな“奴等”の戦略に、私はまんまと嵌まってしまいました(笑)

でも…
だからといって、この作品に全く見所が無かったわけではありません。
むしろ、戦闘シーンは極めて高水準で滅茶苦茶格好良かったですね。
この辺りは、
『流石にジョン・ウー監督の仕事だなあ…』
と素直に唸らされました。

しかし…
作中には、結構“しっとり”とした場面が多く、その辺りが少し冗長に感じられましたね。
そのタルさのようなモノが、作品全体の爽快さを奪っていたように思いました。

でも、ここで勘違いして欲しく無いのは…
別に私は、
『この作品に“しっとり”とした場面を入れるな!』
と言っている訳では無いと言う事です。

折角の戦闘シーンの迫力を削ぐような量の“しっとり”を入れるのは、いかがなものか?と問うているのです。
あるいは逆に…
折角のしっとりした空気を乱す程の“戦闘シーン”を盛り込む必要があったのか?と問うているのです。

要するに、私は
『監督!貴方は一体どちらに力点を置きたいのですか?』
と問いたい訳なのですね。

そのあたりが非常に曖昧でどっち付かずだから、何だか中途半端な作品に仕上がってしまったように、私には感じられました…。


中華人民共和国の威信を背負って、バランスの良い大作映画を作る…って言うのは、ジョン・ウー監督の柄じゃ無いように私は思います。
賛否両論あるでしょうが、私はこの辺りが、一寸受け入れ難かったですね…。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
冗長さ  ☆☆☆☆
関羽・張飛・趙雲三将軍の戦闘シーンは群を抜いて格好良かった…しかし、張飛将軍の戦い方だけは、一寸やりすぎだと思う…ゴリラか?野人か?レスラーか?とりあえず武器を使って戦ってくれ…度☆☆☆☆☆
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COMMENT :
無題
えー、張飛はレスラーなんでしょ?
違うのー?

で、孔明のデキはどうでした?
…って、触れられてないくらいだからソレナリってことかな(笑)。
サム 2009/02/10(Tue)12:34:22 編集
COMMENT :
片山まさゆきの…
『スイート三國志』では、張飛はグラサンかけたレスラー(あるいはボディビルダーかな…)でしたけどね…。
それに比べても『レッドクリフ』における彼は、明らかにやり過ぎですね(笑)

次に…
孔明についてですが、私としては非常に微妙なキャストに感じられました。
金城孔明は“鋭い切れ者”というよりも“ぼんやりしたいい人”という印象でした。
何だかその辺りが、少し引っ掛かりましたね。

でも私は…
『三國志』において武将の方に重きを置くタチなので、諸葛亮がはまり役でも多分一言も言及しないと思いますよ(笑)
デスタイガー 2009/02/10(Tue)20:29:12 編集
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