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ミニシアター系からメジャー系まで、思いつくまま気の向くまま。
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視聴日 2008年4月19日


2007年度の仮面ライダーである電王と次年度ライダー、キバのコラボレーション企画…。
『お疲れ様』と『これからヨロシク』の意を込めての番外編というヤツですね(設定も必然性無く刑事物だし…)。

軽くポスターやパンフレットを見た印象は“電王祭”です(笑)
その印象は鑑賞後も変わりませんでしたね。
一年間、電王を応援してくれたみんなに対するボーナストラック…この作品はそれ以上でも以下でありません。

私は珍しくも電王は割と見ていましたから(平成ライダーをちゃんと見たのは初めてです…私は元々平成ライダー否定派でしたから…)、映画もそれなりに楽しむ事が出来ました。

しかし逆に言うと、この作品はテレビシリーズの“お約束”とか“悪ノリ”の部分だけで構成されている傾向があるため、この劇場版で初めて電王を見た…という人には面白さが全くわからないという恐れがあります(そんな人はまず見に来ないでしょうが…)。
その点は注意が必要ですね。

しかし、私が一番驚いた事は『劇場にあふれる、あの腐女子の群は一体何なんだ!?』と言う事です。
男性や子供達の姿は殆ど無く、周りにいるのはいい年を…いや妙齢の女性達ばかりでした。
そして彼女達は、みんな私にはよくわからない視点でライダーについて語りあっているのです。
正直、異星人の会議に紛れこんでしまったような心境でしたよ。
『石ノ森先生…いつからライダーは俺達の手を離れちまったんですかねえ…。』私は彼女達を眺めながら、心中にそんな事を呟くのが精一杯でした…。

まあ、そんな風に若干低めのテンションで観始めた本作でしたが、先にも述べた通り予習していた者にとってはそれなりに面白い作品で(そういう作品の在り方自体はあまり好きではないのですが…)、電王&キバのダブルライダーキックなどオールドファンの琴線に触れるシーンもあったので、エンディングを聞く頃には、まあ御機嫌でしたね(単純なものです…)。

しかし、上映終了後に周囲のお姉さん達からすすり泣きが聞こえてきた時(別に泣ける内容なんか何処にも無かったんですよ、客観的に見て…)、何だか決定的な温度差を感じてしまって、一寸ひいてしまいました…。

ほんま、よくわからんわ(笑)



評価(☆5MAX)
ストーリー ☆☆☆
顧客サービス☆☆☆☆☆
やっぱりなんだかんだ言っても、一番強くて有能なのがコハナちゃんだって事が一寸ズルいよなぁ度☆☆☆☆☆
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視聴日 2008年3月19日


大変面白かったです…。
今年見た中ではトップクラスだと思いましたね。
はじめはなんの期待も無く映画館に足を運んだのですが…意外に拾い物でした。
久々に2時間が短く感じた作品でしたね…。

登場キャラクターも私好みの連中が多くて良かったです。
特に私のお気に入りは、気球乗りのじいさんと鎧熊!
じいさんの渋さと鎧熊の強靭さは正に私のツボで、一撃でやられてしまいましたよ…。

ストーリーも彼らが登場したあたりから俄然スピードを増し、私の感情移入も一気にトップギアに入りました。
その勢いでで物語に浸ったままエンディングを迎える事ができましたね。

ゲーム的だとか割と批判の声を聞くこの作品ですが、私的には結構オススメです。
久々にファンタジー映画を見てワクワクしました。

あえて欠点をあげるとしたなら、続編がある前提での作品の終わり方が嫌ですね。
原作には続きがあるし、そうなる事は予測していました。
そして、当節はこのやり方が流行のようですから、仕方が無い事だという事も理解しているつもりです。
それでもあえて我儘を言うならば…。
映画はDVDボックスの宣伝の為に存在するわけではあ無いのですから、映画の物語はそれ一本で完結して欲しいと言うのが私の理想です。

何で、毎度毎度伏線の確認のために前作を見なきゃいけないのさ…。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆☆
世界観  ☆☆☆☆
主役の少女から時折、女の色気みたいなモノを感じて少しギョッとした。特に鎧熊の王とライラの交渉シーンにおいては、それが顕著で、女が男を騙す手管には種族も年齢も関係無いんだと驚かされた。まったく末恐ろしいガキじゃのう度☆☆☆☆☆
視聴日 2008年3月13日


『俺がこんなに強いのもあたり前田のクラッカー!』なんてやっていた人とは思えない熱演でしたねぇ…。

随分と重そうな主題の作品だったので、見に行くのに少し躊躇がありましたが、『どうしても見ておきたい。』と言う強い思いに後押しされるような形で本作を見てきました。

この作品は太平洋戦争後、連合軍主導の裁判で戦犯として裁かれた岡田資中将の法廷での戦い(岡田中将は法戦と呼んでいた…)を描いたもので、先にも述べた通り、岡田中将を演じた藤田まことの熱演が光る一本です。

上映開始直後、いきなりNHKの記録映像のような画面と竹野内豊の平坦なナレーション(ファンには悪いですが、彼の起用はイマイチでしたね。『トニー滝谷』の実績を買って、西島秀俊あたりが妥当だったのではないでしょうか?)が数分間続き、見る者をやや戸惑わせますが、物語を取り巻く歴史的な状況説明と思えば、効果的な演出と言っても良いかもしれません。
しかし、その後いきなり法廷のシーンに突入するのはやや唐突の感があり、ここでは本当に戸惑いを感じましたね。
まあ、僅かな間ではありましたが…。

作品のほとんどの時間は、その法廷のシーンによって構成されるのですが、基本的に物語は淡々と進んでゆくので『大丈夫かなあ、この映画…。』と軽く不安になったりします。
ですが、しばらく観ていると、その“淡々”から“内に秘めたる熱意”みたいなモノが透けて見えてきて、作品にどんどん引き込まれていきますので、心配ありません(少なくとも私はそうでした…)。

この物語は『責任の取り方』と『信念の貫き方』についてひとつのモデルケースを提示した作品です。
岡田中将が行った決断や行動が正しいものかどうかは意見が別れるでしょう。
しかし、緊急の状況下、ギリギリの選択に追い込まれながら、自分の選択した行動に対して毅然とした態度で責任をとらんとしたその姿勢は評価されて然るべきだと思いましたね。

何時も何時もこんな作品を見るのは重たいけれど、たまには見るべき作品であると私は感じました。
娯楽的な要素はほとんどありませんが、非常に考えさせられる作品です。

評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆☆☆
いぶし銀度☆☆☆☆☆
役に恵まれるのか、役を育てるのかはわからないけど、藤田まことには当たり役が多い。『てなもんや三度笠』の“あんかけの時次郎”を筆頭に『必殺仕事人』の中村主水、『はぐれ刑事』の安浦さん…私はそれほど好きな役者さんじゃないんだけど、やっぱり名優なんだろうなあ度☆☆☆☆☆
視聴日 2008年3月6日


『高次記憶障害の主人公が学生プロレスを通じ己の生きる場所を見つける…』なんて書くと、NHK教育のドキュメント番組みたいですが、この作品にはそんな雰囲気は欠片もありません。

若い監督やスタッフによって作られた作品だからでしょうか?この映画を取り巻く空気は極めて明るく、その陽性の雰囲気は私にとって少し眩しすぎる程でしたね。

しかし、この陽性の光が強ければ強いほど、その対比で主人公がおかれた環境(この場合、高次記憶障害という難病ですね…)が、くっきりとした闇として浮かび上がってきます。
この手法はベタと言えばベタですが、暗い話をただダラダラと続けられるより気が利いているし、何より単純でありながら非常に効果的な手段だと思いましたね。

しかし、何だかんだと書いてきましたが、私の心を本当に捉えたのは、そんな“明るくも悲しい人間ドラマ”なんかではありません。
私を夢中にさせたのは、ダイナミックな大技がバシバシ決まるラストのプロレスシーンでしたね。
特に打点の高いドロップキックのシーンは秀逸で、美しいとさえ感じました…。

そして、同時に私はリアルファイト系の格闘技よりもプロレスの方が好きなんだなあ…と、改めて気が付きましたね。

この作品は、私にそんな事を再確認させてくれました。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆☆
ルチャ度 ☆☆☆☆
ドロップキックは決まると本当にカッコ良いなあ…。そう言えば『エアマスター』に登場のルチャマスターの必殺技も超至近でのドロップキックだったもんなぁ度☆☆☆☆☆
視聴日 2008年2月19日


基本的に医療系のドラマや映画は見ない主義の私ではありますが(理由は何となくです…)、この作品を見たのはひとえにキャスト故ですね(笑)
やはり阿部寛も竹内結子も大好物ですから、どうしても見ざるを得ないわけです。

イマイチと言う評判を聞いていましたので、少し不安がありましたが、なかなかどうして面白かったですね。
まあ、私には最後まで犯人がわかりませんでしたが(言い訳をするならば、この作品において私はは謎解きをする気がハナからありませんでした。これは私にしては珍しい事です…)、『エッ、この動機で殺っちまうの?』っていう感じの結末だったので、私はあまり釈然としませんでしたね。
一寸、ラストに不満ありです…。

それでも『不機嫌なジーン』以来の竹内結子の白衣姿はやはり刺激的で、『ああ…やっぱり彼女は私の青春の1ページなんだなあ…。』としみじみと再確認してしまいました。
私にとってコレはそんな映画です…

…あっモチロン、阿部ちゃんもスゴく良い味をだしてましたよ(笑)
あんな人が周りにいたら大迷惑やろうなあ…。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆☆
キャスト ☆☆☆☆☆
作中に竹内結子がソフトボールをするシーンがあって、彼女は短パンで惜しげもなく足をさらしていました…アリガトウ、本当にアリガトウ度☆☆☆☆☆
プロフィール
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デスタイガー
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男性
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