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ミニシアター系からメジャー系まで、思いつくまま気の向くまま。
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視聴日 2008年1月19日


エッジ…。
長すぎてタイトルからはみ出してしまいました(笑)

2008年一本目の映画は、この意味不明でクソ長い題名の作品です。
そもそも『ペルセポリス』が始まるまでの暇つぶしに、さしたる思い入れも無く見た映画でしたが、その気負いの無さが却って良かったのでしょう、割と楽しめました。

『主人公のカップルがチェーンソーを持った怪人と夜な夜な闘う。』という少しばかり風変わりな設定を除けば、むしろスタンダードでベタな青春恋愛モノです。
ただ、主人公達の性格属性がタイトル通り“ややネガティブ”なのが、青春モノとして少し現代風かなと感じました。

キャストについて特筆すべきは市原準介です。
『虹の女神』を見た時も思いましたが、彼は“歯がゆい”とか“じれったい”若者を演じさせたら物凄く上手いですね。
私は近親憎悪とでも言うのでしょうか?
自分がそういうタイプの人間であるにも関わらず、その手の人間を嫌う傾向があるので、終始イライラしながら見ていました(笑)

作品全体として気になったのは、主人公達の宿敵であるチェーンソー男が、作品にある種の幅を持たせる為のギミック的な役割しか持たされていない為、彼の登場時の演出がイマイチおろそかにされている所です。
それ故に影の主役とも言える彼が刺身のツマみたいな存在になってしまっていました。
これはチェーンソー男のデザインがなまじ格好良いだけに残念な事でしたね。

しかし色々と書きはしましたが、先に述べた通り、何の期待もせずに見たお陰で結構面白かったです。
まあ、今年の一本目としては上々と言った所ですかね…。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
青春度  ☆☆☆☆
関めぐみの戦闘シーンとツンデレぶりにに思わずよろめいてしまった。年末に麻生久美子が結婚して傷心の私に彼女は眩しすぎるんぢゃよ度☆☆☆☆☆
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視聴日 2004年6月1日


最近、軟弱な映画(『世界の中心で愛を叫ぶ』を見た後だったのです。)が続いていたので、私は今回、心に修羅を取り戻すための荒行に挑戦しました。
そんな訳で本日の映画はサトエリ主演のこの作品です…。

“恐らく”という推測の域を出ませんが、私と同世代の男性にとって『キューティーハニー』の名は、未熟なリビドーを強烈に刺激してくれた、ある種の恩人として、甘酸っぱくも懐かしい響きをもって思い出されるモノではないでしょうか?

しかし同時に、この作品は『自分がコレを見ている事を決して余人に知られたく無い』という、強い羞恥心を喚起させる代物でもありました。
殊にエロ風味の強い映像と恥ずかしい歌詞で有名なオープニングは秀逸で、エロに対しての懐が浅くナイーヴだった少年時代の私は、イントロを聞くだけで何故かソワソワと落ち着かない気持ちになったものです。

要するに私にとっての“ハニー”とは、思春期のエロ魂を構成する重要なパーツのひとつであると言えますね。
勿論、エロ以外の切り口で“ハニー”について語る事は可能でしょう。
しかし、それは私にとって虚な言葉にすぎません。
本当の“私的ハニー観”と言うものは、エロとリビドーのカタマリとして既に完結しているのですから…。

かくの如く私にとって、“出し殻”のような本作品を『何故、観に行ったのか?』と問われると『怖いもの見たさ』と答える他ありません。
『あの原作を庵野氏がどう仕上げてくるか?恐らくロクなものではあるまい…。』そんなネガティブな思いが鑑賞動機の根底にあったわけです。

しかし覚悟していたとはいえ、鑑賞後の感想は想像より『ヒドかった。』というか、『寒かった。』というか…。
まず第一に、ファンの人には申し訳無いのですが、私はサトエリが大変苦手でありまして…。
つまりヒロインが愛せない段階で、この映画に対する評価は、かなり落ちこんでしまうわけです(『なら見るなよ!』という貴方の意見は正しいと思います)。
私としては脇を張っていたの市川実日子の方が好みで、彼女の存在の御陰で何とか気持ちを建て直し、最後まで観れたようなものです。

その中で、数少ない個人的名シーンとしましては…
①パンサークロー戦闘員の登場シーン(これは本当に格好良かった、お気に入りです)
②及川光博演じるブラッククローの登場シーン
…ぐらいのものですかね?

特にミッチーは白黒半分のあしゅら男爵風メイクで、自らブラッククローのテーマソングを歌いながらこってりと登場!
“濃い”の一言につきます。
与えられた役を全力でやり切るミッチーの姿から、清々しいばかりの心意気を感じました(笑)

まあ色々と書きましたが、私的にはあまり好きじゃない映画でしたので、別にオススメはしません。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆
懐かしさ ☆☆☆☆
この映画のテーマソングを歌い、劇中でコバルトクローとして登場していた倖田來未が、そんなに有名な人とは知らなかったな、全く年寄りは流行りに疎いもんじゃわい度☆☆☆☆☆
視聴日 2007年5月31日


副題“ワールド・エンド”
このシリーズは、1で宝探し、2で怪獣物、そして3では大海戦がやりたかったのでしょうか…?

何にせよ、このシリーズは全体的に話を詰め込み過ぎる傾向があるように思います。
1と2でもそうでしたが、特に本作は明らかに話を膨らませ過ぎで、それ故、かえってひとつひとつのエピソードが薄くなっているように感じられました。
何だか、張りすぎた伏線を消化するだけで手一杯という雰囲気ですね。
これは正直、あまり良い傾向とは思えません…。
もう少し話を船VS船の海戦に絞って作り込み、盛り上げた方がメリハリが効いて良かったのではないでしょうか?

それでも、相変わらずジャック・スパロウは格好いいし、エリザベスは綺麗でしたから、まあソコソコは見れる作品に仕上がっているのですけどね。

しかし、私にとっての今回の見所は“世界の海賊さん大集合!”のシーンです。
バラエティに富んだ世界各国の海賊達と彼等の艦隊がなかなかに格好良くて、そのシーンの間私は御機嫌でした。

彼等が如何なる活躍をみせるのか?
それは是非、劇場で御確認下さい(ヒント 活躍しない…)。


評価(☆5MAX)
ストーリー ☆☆☆
まとまりの無さ☆☆☆☆☆
ポスターでデカい面して出てくる、シンガポールの海賊長役のチョウ・ユンファ!彼は一体何の為に出てきたのだろう…度☆☆☆☆☆
視聴日 2006年7月26日


※本作品の1は劇場で見ておりませんので、このブログに感想は収録しておりません。
悪しからず御了承ください。


副題“デッドマンズ・チェスト”。
この作品の魅力を一言で表現するなら『クラーケンかっちょええ!』これに尽きるでしょう…。
…いや、別に皆さんの賛同を得るつもりはありませんよ、これはあくまで私のツボの話ですから…。

暗く冷たい海の底より突然あらわれ、船を沈める伝説の魔物クラーケン。
幼い時、未確認生物の本でこの怪物を初めて知った時から、クラーケンは私の畏怖の対象でした。
人が自由に行動する事がままならない海上において、その活動のよすがである船舶を破壊し、深海へと引きずり込む海の魔獣…。
海で生活する者にとっては、まさに恐怖の具現化であったでしょう。
人の力の全く及ばない桁違いで理不尽な暴力!
私はその自然現象にも似た圧倒的な破壊力に畏れを抱いたわけです。

そんな私ですから、本作品において画面にクラーケンの脚が登場し、からみついた船体を軋ませはじめると『うおおおおーっ、クラーケンすげえぇっ!』と大興奮!アドレナリンが出っぱなしでした。
私としてはクラーケンが船を沈めるシーンだけで大満足なのですが、他の人はそうはいかないでしょうね…。

でも、クラーケン以外のシーンも基本的に分かり易い活劇に仕上がっていますので、そういうノリが好きな人は退屈しないと思います。
私は結構好きなノリでしたね。

しかし、ひとつ気に入らない点が最後にありましたが、ネタバレ(なんか今更ですが…)なので、あえて此処では語りません。

後、当たり前の事かもしれませんが、見る直前に前作を見ておさらいをしておく事を強くオススメします。
私は、意外に忘れている自分にびっくりしましたから(笑)


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆☆
世界観  ☆☆☆☆☆
クラーケン☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
視聴日 2004年5月21日


いやはや、ベタのてんこ盛りみたいな映画でしたね。それだけに細かい所にツッコミを入れず、素直に見ると十分泣けました。
これは、私がこの手の映画に免疫が無いという事もありますが、何だかんだ言っても、私にはベタな展開を好む傾向があるのでしょうね。

“白血病・ガラス越しのキス・死んだ恋人が残したメッセージetc.”
悲恋型ラブストーリーのキーワードをいちいち押さえてくるこの作品のやり口は当節では珍しいぐらいの律儀さです。
しかし、逆に言うと『斬新な点はほとんど無かった。』とも言えます。あるいは、あったとしてもベタのベクトルに引っぱられてあまり感じ取れないというか…。
少なくとも私には発見できませんでした。

故に、ある年齢以上の人々がこの映画を見た時『この場面どこかで見たなあ…。』というデジャヴ感の連続に襲われることでしょう。
でも、この点はこう考えるべきだと思います。
『これは、若者世代(曖昧な言葉です…)にベタな悲恋物語のパターンを皆が共有できる概念として上書きするための作品である。』と。
故に『どこかで見たような』とか『ベタにもほどがある』とかいう批評はこの作品にとってはあたらないと思うのです(一寸、好意的すぎる見解ですかね?)。

しかし、どうでもいい話ですが、私のようなオッサン予備軍がこういう高校時代を舞台にした作品を見ると、自分がもうそこには戻れない事に気付かされ、少し寂しくなってしまいます。

別にそんな不満のある高校生活でも無かったのですが、何故でしょうね?
まあコレは私が年をとったという事にしておきますか…。


評価(☆5MAX)

ストーリー☆☆☆
ベタ度  ☆☆☆☆☆
元々、柴咲コウ目当てでこの映画を見に行ったのに、気がつけば長澤まさみに釘付け!あの年代の選ばれた女性だけが持つ無敵の“愛らしさ”というか“輝き”にノックアウトされてしまったぞ度☆☆☆☆☆
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