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ミニシアター系からメジャー系まで、思いつくまま気の向くまま。
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私は鈍感かつ洞察力に乏しい男なもんで、複雑に入り組んだ女性心理ってやつは、理解出来ないタチです。しかし、この作品は結構面白かったですね。

ちょっと…というか随分とドロドロとしたお話ではあるんですが、登場する女性達がなかなかに魅力的です。個人的には風俗嬢の秋代さんに共感を、イラストレーターの塔子さんに憧れを感じました。

どうしようもない日常に身を削られながら生きている女性達が、紆余曲折の末にひとつの決断(果たして、それが彼女達にとっての正解だったかどうかは甚だ疑問だけれど…)に至るまでの過程を描いた、まあ人間ドラマです。その描写が、リアルとフィクションの間で、ちょうど良いバランスの位置にあり、結構良い感じでした。

そんな訳でこの作品は、見終わった後に独特の余韻を感じさせる一本です。私は結構好きな映画でしたね。

評価(☆5MAX)
ストーリー ☆☆☆☆
キャスト ☆☆☆☆
サラリーマンNEOに出ていた中越典子さんの顔と名前が一致してスッキリした度☆☆☆☆☆
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意外に思われるかもしれませんが私のカポーティと言う人物のイメージは役者なんですね。何故なら私が大昔に見て、今でも大好きな豪華キャストのパロディ映画『名探偵登場』に彼が、犯人兼被害者役?で出演していたからです。その作品において彼は、曲者揃いのキャストの中で、独特のそして強い存在感を我々に見せつけてくれました…。

その怪優カポーティが、実は『ティファニーで朝食を』等の著作で有名な小説家である事を私は本作で初めて知りました。故にその事を私に教えてくれたこの作品に私が興味を持ち、見に行った事は当然の成り行きと言って良いでしょう。

正直、見始めてしばらくは、少したるい感じの映画だと感じました。しかし、カポーティが事件の犯人と面会を重ね、犯人の性格に惹かれる過程で、それと比例するかのように、映画にのめり込んでいく自分を発見して、少々驚かされました。そういう意味では私はかなりカポーティという人間に感情移入して観ていたようです。

少し残念だったのは、時折ゲイ的な心理が強調される場面があった事で、その辺の感性が理解できない私は、少し勿体ない感じがしました。割と面白い作品だけにそれはなおさらです。


評価(☆5MAX)
ストーリー☆☆☆☆
主演俳優 ☆☆☆☆☆
カポーティの相棒の女性が田中真紀子に激似で物語に集中出来ない度☆☆☆☆☆
私は人が沢山死ぬ映画は嫌いなんですが、余りに下らなそうなので、今回見てきました。

『どうせガラガラやろう』という予想に反して、劇場は満員御礼・立見者多数という有様。まさに、馬鹿の勢い荒馬の如しです。テレビ局の取材も入ってたし、思わぬ賑わいでした。

本作はひどく悪ふざけが過ぎる作品で、海外の人が見たら間違いなく気を悪くしますね。ユーモアと言うには毒がありすぎです。しかし、それだけに笑えるのも事実で、劇場でのウケはかなり良かったです。

そんなわけでこの作品は、モラリストが見るべきでは無いでしょう。わざわざお金払って不愉快な思いをする必要は全く無いからです。腹黒い人が楽しめばよい一本です。


評価(☆5MAX)
ストーリー ☆☆☆
悪ノリ度 ☆☆☆☆☆
脇のオッサンどもの演技が作品をひきしめてる!流石は亀の甲より年の功度☆☆☆☆☆
サニー千葉監修…。そんなマヌケな響きに惹かれて、本作を見たわけだが、これが予想以上のキワモノだった。
第一印象は『タランティーノのマスターベーション』であるが、オナニーのくせに完成度は高い。ただし、やはり一般向けとは言い難く、カップル…特に初デートの二人が過剰な宣伝に触発されて、うっかり見に行ってしまうと『大往生間違い無し』な、危険な仕上がりになっている。
要するに、監督が金と情熱と己のオタク知識を注ぎ込み、一本のハイクオリティーなB級作品を作っちゃったのである。そんなわけだから、なんかスクリーンの後にタランティーノのシャクレた恍惚の笑顔が透けて見える気がして、ちょっと憮然としたものを感じてしまう。
この作品は、見る人のオタクレベルによって、評価が別れると思う。私が一言でこの作品の感想を述べるなら『ニンジャコントにスペシャルゲストでユマ・サーマン登場!飛び散る血飛沫40%増量(当社比)』となる…。

評価(☆5MAX)
ストーリー ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆
もう頼むからみんな母国語ないし得意な言語で喋ってくれ度 ☆☆☆☆☆
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HN:
デスタイガー
性別:
男性
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